第二種電気工事士 技能試験対策(講習会への参加・費用など)

第二種電気工事士の技能試験が終わった。合格していてほしいな・・・欠陥はないはずだけど、かなり心配。というのも、ほとんど練習しなかった露出型コンセントが使用される問題だったので、かなり焦ってしまった。

技能試験の対策や、こうしたらよかったことなどを記録しておきます。

技能試験対策講習に参加

ネットには独学で合格できるという声が多かったけど、自信がなかったので講習会に課金。

選んだのは、日本エネルギー管理センターの講習会。開催日程が多かったことと、女性応援割があったことが決め手。

講習会の様子

メインの先生が1人、補助の先生が2人。だいたい40人くらい。ほとんど男性だけど女性も5〜6人いたかな。参加者の自己紹介時間などは一切なかったのが良かった!

これまで工具も使ったことがないくせに、予習もしていなかたったので出だしからついていけなかった。😂

でも、恥を捨ててすぐに補助の先生を呼んで何でも教えてもらった。4万円も払ってますから、遠慮してはいけない!できなくて何も悪くない!と、どんどん呼んだ。

「なんでこの人は電工受けるの・・?」ってくらい、できなかったと思う。

電気工事士 技能試験対策

初めての輪作り グチャア・・・

自分が何もできなくて情けなくて涙が出そうになったけど、なんとか2日目の終わりには欠陥はあるけど、形にできるようにはなった。

なんとか作ったけど、欠陥だらけ・・・

参加前に予習は必要か

予習は不要です、と案内メールには書いていたし、予習しなくてもついていけた。

が、公表問題の複線図だけは書いていけばよかったな・・・

というのも、講習会は結構タイトスケジュールなので、複線図を見て自分で考える時間があまりなかった。スイッチにつなぐのはどれ・・・?と考える時間が長くなってしまう。複線図だけでも書いてみて予習しておけば、もっと作業に集中できたなと。

持っていけばよかったもの

  • ふせん
    当日の持ち物にノートがあったけど、手を動かしながら板書する時間はないし、机にノートをおけるスペースがない。もらったテキストに付箋を貼ってぱっとメモできる方が便利。
  • 手袋
    保護のために必要だし、手袋がないと外装を剥いたりするときにうまくいかなかった。会場で販売もされていたけど、自分が作業しやすい手袋を持っていくほうが吉
  • 収納用の空き箱
    スイッチやコンセントなど細々したものが支給されるので、箱があればその場で整理整頓できた。

持っていってよかったもの

  • お昼ごはん
    食べる時間よりも練習したい!作業が遅れると昼休憩が短くなる。(2日目はたった20分だけになっちゃいました)
  • ぱっと食べられる糖分
    どんどん作業をするので集中力がなくなる。作業が終わるたびにラムネを食べていた。
  • ハンドクリーム
    手がボロボロカサカサになります。

家での自習

Study Plusの記録によると、総学習時間は15時間。

講習会後は、複線図を2周 → 全公表問題を1周 → 間違えたものは2回。
スキマ時間にリングスリーブの結線と、ランプレセプタクルの対策をちょこちょこ。

講習会中は全然うまくできなかったけど、だんだん慣れてうまくできた。

難問だと思ってた11が、「これは難問じゃない」と思えるようになった

自分で作業を終わらせてから、日本エネルギー管理センターの解説動画(講習会の特典)で復習して、理解できないものはなかった。

買い足したもの

  • リングスリーブ小
    ホームセンターでたっぷりはいって500円くらいだった。
  • Hozan合格クリップ
    メルカリで1個300円くらいで譲ってもらう。

合格クリップは日本エネルギー管理センターの解説動画で先生が使ってて、「これがあれば良さそう!」と思って買ったものの、あまり使いこなせなかった/(^o^)\

試験当日

試験会場は、大阪の電気通信大学。最寄り駅から結構歩きます。大勢の受験生が歩いてむかってるので、道に迷うことはないでしょう。道中にセブイレあり。

机は狭いです。

上着を椅子にかけるのはNGだったので、冬場は大きめのかばんで行ったほうが吉。

会場に時計があったかどうかは不明。あったとしても、かなり広い教室(100人はいたんじゃないかな)なので見えない。

どれだけ練習しても試験となればすごく緊張する。焦って5分くらい何もできなかったと思う。30分で作業を完了できるように訓練してたので、時間は余裕をもって終われた。

受験者層は圧倒的男性。高校生や大学生からご年配の方まで幅広かった。
女性は10人くらいしかお見かけしなかったけど、年齢層に偏りはなかった印象。

試験の反省:かかる費用を考えてなかった

なんとなく受験を決意したので、トータルでかかる費用を全く考えてなかった。

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受験料:9,300円
学科試験テキスト:1,500円
工具セット(Hozan):12,900円
講習会:43,800円(女性応援割適用)
追加で買ったもの:800円

合計:68,300円 

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なんとなくの資格受験で使う金額じゃない・・・!/(^o^)\
合格してほしいけど、合格後も免許申請で5000円くらいかかる。

失敗から学んで、今後の資格受験は、情報収集時点から費用を調べるようになりました・・・。受かっているといいな・・・。

感想:受験したことに後悔はない!

まだ受かってないけど、受験してみてよかった。

  • いままでの勉強経験が未経験分野にも役立つとわかり、自信がついた
  • もくもく作業するので、いい気分転換になった
  • 電気工事士という職業を知ることができた

【勉強方法に自信がついた】

自分の知らない分野は食わず嫌いになりがち・・・。でも、これまでの勉強経験が役に立った。
1番は集中力。40分もくもく作業×2〜3回するのは結構大変だけど、TOEICで鍛えた集中力のおかげでへっちゃらだった。
勉強の計画(平日は簡単なこと、週末はがっつり)をたてて、自分が覚えやすい・理解しやすいように工夫ができた。
学科も最初は合格が不安だったけど、余裕で合格できたので、自分の勉強方法に自信がついた。

【いい気分転換になった】

ストレスが多い時期だったけど、40分タイマーをセットしてもくもくと作業していると、すごくスッキリした。うまくできないもどかしさはあったけど、マインドフルネスになっていた。マルチタスクしがちだけど、なにか1点に集中することって良いんだな。

電気工事士という職業を知ることができた】

エアコンや洗濯機の設置に業者さんが来てくれることは知っていたけど、その方々がどんなプロフェッショナルかは知らなかった。
たまたま選んだ電気工事士という資格だったけど、生活に欠かせない職業が、全然見えていない職業と気付かされた。
世の中は、ホワイトカラーがよしとされているように感じる。ドラマや漫画にでてくる職業も、ホワイトカラーが多いんじゃないかな?
生活に欠かせないエッセンシャルワーカーが、見えない存在になっているのはもどかしい。

良かったことが多いけど、それでも費用を考えると・・・受かってないと困る/(^o^)\
1ヶ月後の結果が今から不安。結果が来ることに怯える生活は嫌なので、さっそく気持ちを切り替えて新しい資格に着手。