街のスーパーに行くと、職場体験の中学生が働いていた。実務を教えたり面倒をみないといけないパートさんは大変そう。学生も「職場ガチャや・・・」と特にテンションもあがっていない様子。受け入れ側によっぽど余裕がないと成り立たない制度だったんだな・・・と大人になった今は感じる。
中学生のときは何のありがたみも感じなかったけど、いまは職場体験や職業体験をしたい!
夢見がちかもしれないが、もっと得意になれる仕事があったり、自分にフィットする職場があるかもしれないと思っている。
でも"職歴の行"が増えるのを良しとしない社会では、安易にいろんな仕事に就けない。それだったら試せる制度があればいいのに・・・。わたしが知らないだけでたくさんあるのかもしれないが。
移住者向けの体験は調べるとでてくるが、生活圏を変える予定はなし・・・。
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先日、厚生労働省の適性検査を受けた。
計算問題や文章問題などの結果から、適職を教えてくれるサービス。自分が興味を持ったことがある仕事が上位だったので、少しわくわくした。
その一方で、"職業"で出てくるので、一般企業の非専門領域では提示されないので現実味は薄い。
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仕事のことを考えれば考えるほど、履歴書の行数に縛られない社会になってほしいとつくづく思う。
周りの人に聞いても、みんなそこまで"いろんな仕事してみたい"欲がない。少数派なのかもしれない。
自分の選択や考え方に自信が持てなくなってしまうときも、ごくまれにある。そんなときは、大好きな出口治明さんの言葉を思い出すようにしている。
仕事は人生の3割でしかないのですから、あまり気負わず、試行錯誤をくり返しながら、一生かけて自分に合った仕事や職場を見つけていけばいい。
「おいしい人生」を生きるための授業 出口治明
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自分でなにか始められたらと思うものの、わたしは凡人。突き抜けて得意なものも好きなものもないから、就職しない選択肢はない。
来年の今頃は、何をしているだろう。