無料でいいのかな。

セリーヌ・ディオンの「To love you more」が聴きたくなって、Youtube葉加瀬太郎と共演しているLive映像を観た。

セリーヌ・ディオンの歌声、歌詞の意味、そして葉加瀬太郎のヴァイオリン。
最後のサビ前は、間がある演出なのに、2人の息はぴったり。
感情が揺さぶられて、ランチ中にすーっと涙がこぼれた。

歌も演奏も他の人もできることだけど、2人にしか作れないもの。

涙がこぼれるほど感動したあとで、「非公式のLIVE映像でこんなに楽しんで良いのか…」と少し後ろめたい気持ちになってしまった。
うーん、課金したい。セリーヌ・ディオン葉加瀬太郎に、この曲に関わっている方に課金したい。

いまの時代は素晴らしいアーティストの演奏で日常的にすぐ観られる。
昔はお小遣いを貯めて買って読んでいた漫画も、いまでは無料で読めるものもあり、まるで大量に消化していくようだ。
無料だから質が悪いわけでもなく、面白かったり、印象深いものもたくさんある。

お金を払わなくても、インターネットのおかげで、色んな出会いがある。本当に恵まれている。
一方で、エンタメ産業として儲からないと過去を超えるものはないんじゃないか?と心配にもなる。儲かっている時代だったから、ソニーとフジテレビもドラマのためだけに、「To love you more」を企画できたんじゃないかな。(*Wiki)

ちなみに、「To love you more」を聴きたくなったのは、とある芸人さんが、デイヴィッド・フォスターのLIVEのカラオケタイムのようなもので、「To love you more」を歌ったという話をされていたから。
すごい勇気!