残り数日の無職期間中にどこかへ行きたくなった。予算は3万円、行きたいとこリストとにらめっこをして、長年行きたかった和歌山県の太地町へ行ってきた。
私が住む南大阪からは、電車で3時間半〜4時間。遠すぎないけど、気楽に行ける場所ではない。和歌山は隣の県だから、その気になればいつでも行ける感があって、もう何年も後回しにしていた。
太地町に興味を持ったきっかけが、シーシェパードという環境保護団体が和歌山県のくじら・いるか漁を批判しに来ていたこと。Wikiによると、2010年から始まった。もう15年前か⋯
やりたいことは3つだけ決めて、あとはほぼ移動ののんびり旅。
思い立った翌日に出かけたので、移動に少し苦労した。
だらりと長いブログになると思うので、前半に移動や宿泊地など他の方のお役にたてそうなこと、後半に思い出をつづります🖊️

※電車の時間や施設の料金などは、2025年5月時点のものです
おおまかな旅程
1日目 大阪→和歌山→紀伊勝浦で宿泊
13時18分 JR和歌山発のくろしおに乗車
16時16分 JR紀伊勝浦に着、宿泊
7時16分 JR紀伊勝浦→太地 普通電車に乗車
11時56分 JR太地発のくろしおに乗車
14時48分 JR和歌山駅に着、そのままJRで帰宅
移動手段(想像以上に、電車の本数が少ない)
和歌山→紀伊勝浦は特急くろしお、紀伊勝浦内は徒歩。
紀伊勝浦→太地は普通電車、太地内も徒歩。太地→和歌山は特急くろしお。
特急くろしおは、和歌山から1時間に1本でているが、太地や紀伊勝浦まで行く"新宮行き"の本数は少ない。時間があれば普通電車でのんびり⋯でもいいが、飽きるはず。
紀伊勝浦は、駅周辺に商店もホテルもあるから徒歩で十分だった。
太地は徒歩で乗り切ったけど、結構しんどかった。
太地駅からくろしおに乗る方法
太地には券売機がない。事前予約した切符は受け取れない。
くろしおのチケットレスもよくわからないけど、和歌山以南は不可だったような←あいまいですみません。
でも大丈夫、くろしおに乗り込んで乗務員さんに声をかければ車内で乗車券と特急券を買える。
決済方法は現金かクレジットカード。でも、クレジットカードは電波状況によって決済できない可能性もあるのだとか。
帰りの時間が決まっていてチケットを失くさない自信がある方は、あらかじめ往復の切符を買っておく、または切符代分の現金があれば安心。
太地町は移動手段をかなり考えないといけない
紀伊勝浦から太地は、7時16分の始発のあとは、8時台のくろしおと10時台に普通電車があるだけ。
車だと10〜15分くらいで移動できる距離だから、タクシーに乗車できたら楽だと思う。が、タクシーは私が見る限りは無かった。(地方の観光地こそライドシェアが導入されたらいいのになあ)
太地駅のレンタサイクルも8時半、駅発のコミュニティバスも待つ。
無計画で行き過ぎ⋯!
帰ってきてから町の観光案内をみると、すごく細かくコミュニティバスの時刻表を乗せてくれている。
駅や観光名所(くじらの博物館)には、こうやって電車とバスそれぞれの時刻表が貼ってあってわかりやすい。

でも、次行くなら、自宅もしくは紀伊田辺からレンタカーで行くかな。
旅行中にあまり時間を気にしたくないから、車のほうが気楽。
宿泊(紀伊勝浦)
太地町がメインだけど、「こんなに移動するなら違う街に泊まろう」と欲が出た。
串本と迷って、紀伊勝浦にした。弁天島に参拝したいし、まぐろを食べたい!
宿は結構あります。が、平日でも結構満室です。外国人観光客が多い。こんなところまで⋯!!!
ふらっと行って宿を予約⋯は、泊まれない可能性もあるかもしれません。
私はいまどきなドミトリーを予約して行ったけど、「あ、ここなんか無理💧」となり宿泊をキャンセル。その後、2軒のホテルに問い合わせて、あいていた1軒に宿泊。
泊まれなかったホテルシャルモントのフロントの方もすごく親切でした✨️
泊まったホテル
那智勝浦の宿 ホテルとレンタカー Hotel & RentaCar660
📍https://maps.app.goo.gl/Q64kUKHMQRdPESJn9
紀伊勝浦駅の西口を出てすぐの好立地。
電話して値段を聞いて訪問したあとでも、「キングルーム1泊9,500円しか空いてないんですけど、いいですか!?」と念押しして確認してくれる親切な方でした。
部屋も清潔、温泉もあったから、最初からここにすればよかった。
いつも宿を最優先にしているのに、値段で選んで失敗。勉強代だと思おう⋯💸
温泉でオーストラリアから来た女性と話した。初めての日本で、熊野古道を5日間歩いたらしい。
「この街にいる外国人のほとんどが熊野古道のために来た人だと思う」とのこと。
すごいな、熊野古道!
日本人もサンティアゴ・デ・コンポステーラに行くから、巡礼には宗教を超えた魅力があるんだろうな。
紀伊勝浦の思い出
駅に降りた瞬間から、とても静か。たまに聞こえる鳥の声、町内放送、人の話し声。

誰も居ない道を歩いて、白蛇弁天へ。

揺れる水面、雨上がりの霧、ひんやりした空気。島までは歩けなかったけど、遠くから眺めているだけでも落ち着けた。(金運アップしますように)
ふらっと寄ったバー。初めて飲む"ほうじちゃサワー"、全くクセがない爽やかさ。たぶんジントニックにほうじ茶を入れてるのかな?

朝ご飯は、漁港の眼の前のお店「めしや里」にて、マグロ丼をいただく。

人の家でごはん食べてる感がすごい。混んでたら相席です。
店内には紀州犬(たぶん)、お店の前には猫がいる。

太地の思い出
歩き遍路をしたいと思ってるので、練習がてら駅から「くじらの博物館」まで歩く。
海辺を34分歩くなら楽しくていいな!と思っていたのに、道を間違えて、43分かかる方の道に行ってしまった。
無音のトンネルを歩くのが怖かった。トンネルを抜けてしばらく歩くと、小学校や民家を見れた。生活の邪魔にならないようにひっそり歩く。

かわいいポストやタイルに胸が踊る一方で、「この地点の南海トラフ地震での浸水深は約◯mです」と警告するポスターがいたるところにあった。
私が見た中の最大は6.8m。2階の屋上でも浸水する⋯?

お目当てのくじらの博物館。入場料は1800円。
博物館には太地町の捕鯨の歴史や、クジラの生態についての展示がある。
生態について勉強できる展示は、臓器や胎児の液体標本があったり、苦手な人は注意。
どんな生き物も解剖して調べられてると思うけど、こうやって"誰でも見られる状態"にしているのってめずらしいんじゃないかな?
イルカの胎児は人間に似ていた。微笑んでいるような優しい顔で、忘れられない。
敷地内では、イルカとクジラを近くで見られる。

写真が下手で良いのがない⋯
その場には、10頭くらい居たと思う。ときどき目があってうれしい。
課金すれば触ったり、餌をあげたり、いろんな体験ができる。
せっかくなので課金してイルカに触らせてもらった。20秒くらいかな?
間近でみると、イルカはすごい大きい!そして硬い。人間の部位でいうと力を入れた上腕くらい⋯?
博物館は、捕鯨の文化やクジラの生態の情報量が多くて、何よりクジラとイルカたちをすごく近くで見られて大満足だった。
博物館から駅までの道も歩く。海辺でおじいちゃんたちが釣りしながら話していた。すごく穏やかな風景。理想的な毎日。
こんなおだやかな街に、ピーク時は200人の反捕鯨団体が押し寄せていたと思うと胸が痛い。警察と政府がちゃんと仕事をして入国できないようにしてくれて、よかったと思う。
最後は、那智黒×ミルクのソフトクリームで糖分補給🍦

旅行を終えての感想まとめ
- 計画性がなく不便なことがあったけど、行ってみたらやっぱり楽しい
- 海外から批判されている日本の文化を知ることができてよかった
動物の権利と人間の伝統、生きていくための食事については、考えることが多い - 難しいことを無視すれば、イルカとクジラが本当に可愛くて幸せな気分になった
- 紀伊勝浦も太地も落ち着ける場所だったから、また行きたい
- ライドシェア導入に特に関心がなかったけど、あったらいいなと心底思った
- 海外からたくさんの人が訪れる熊野古道、私もチャレンジしたい
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3,000文字のブログを読んでいただいて、ありがとうございます。
少しでも旅の参考になればうれしいです :)